ここで会ったが木曜日

木曜日は『木曜日の話』月曜日は『月曜日の辞書』

森猛 伊亮

森猛 伊亮
中学校卒業後、不動産屋や大工、果ては証券屋やボーイなど様々な経験をつみながら、デンジャラスかつクレイジーな生活を経て、2013年より独立。

詳しいプロフィールはこちら

月辞書12/石の上に三年座ってたら腰椎骨折

□石の上に三年座ってたら腰椎骨折 □意味 何かおかしいと感じながらも、勉強の為、修行の為と、いわゆるブラック企業に長年勤めていると、心身ともにボロボロになり、挙げ句の果てには歳を重ねた分、転職市場での価値も暴落する様子。 ヤバい、と思ったらすぐ…

酢豚は念仏の話

【この記事は約7分で読めます】 私は現在三十三歳。 プリプリの若さはほとんど無くなってきており、かといって大人の色気というヤツはまだまだ出てくる気配すらない。 なんとも中途半端なお年頃であるが、そのくせ近頃では枕からおじさんの匂いがする。 ちょ…

月辞書11/一矢報いたとて

□一矢報いたとて □意味 劣勢の状況で意地になって爪痕を残そうとするよりも、さっさと負けを認めて次の戦いに向かっていった方が勝機は高いということ。 というか、負け戦をいくら頑張ってもただ疲れるだけ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▪️元…

勘違いの話

【この記事は約5分で読めます】 過日、私は九州某県に出張中であった。 午前中の仕事を終えたので、さぁ昼飯にするかと思ったのだが、この日の仕事場から徒歩で行ける飲食店は、某ファミレス店一件だけであった。 ちょうどお昼時であり、ファミレスは三組の…

月辞書10/カエルの子はおたまじゃくし

□カエルの子はおたまじゃくし □意味 大人と子供が全然違うように、社会人十年目と二年目では全然違う。 『何で出来ないの!』とか言われても、出来ないから出来ないのである。 あんたとは違うのである。 なぜ出来ないのかの理由から一緒に考えてやり、共に歩…

再びナビの話

【この記事は約6分で読めます】 再びと言うからには『ナビの話』という稿があった訳で、この時は迷子のロシア人救出の話であった。(ご興味のある方は当サイト内2019年3月14日付『ナビの話』をご参照の程) ナビの話に記した通り、私は何故か普通ではないペー…

月辞書9/病は気からってなんでお前にわかるん?

□病は気からってなんでお前にわかるん? □意味 医者でもなんでもないのに、しんどいのは気持ちのせいとか勝手に自己判断してはならないし、上司などの他人が判断するなんぞ言語道断。 しんどいと感じたら、直ぐ医療機関にいかないと後々大変な事になるよとい…

ヤル気が出なくても動ける方法の話

【この記事は約5分で読めます】私は今、新潟にいる。本来なら今日は自宅のある広島でのんびりと休日を満喫していたはずなのが、先の台風の影響で鉄道が混乱しそうなので、夏季休暇を早めに切り上げて出張先の新潟へやって来た。昨年の冬に新潟へ訪れた時は、…

月辞書8/急がば最短距離

□急がば最短距離 □意味 就職活動をする時、準備としてスキルアップや資格取得などをしていると、その間に最大のスキルである『若さ』がどんどん目減りしていくので、さっさと働き始めて働きながらスキルアップしろという事。 いつだって今が最高値(さいたか…

ゆとりの話

【この記事は約6分で読めます】 本日八月十五日は終戦記念日である。 七十四年前の今日、日本は世界を敵に回した愚かな戦をし、敗戦した。 というのは、戦後四十年後に産まれた私が手前勝手に抱く思いである。 当時戦ったほとんどの日本人は、自分達の戦いが…

月辞書7/鬼にチョコバット

□鬼にチョコバット □意味 怖い鬼が金棒を持っていたら流石に走って逃げ出すが、チョコバット持ってたら実は良い奴なんじゃ無いかと勘違いして近づいてしまうこと。 尚、本当に怖い奴は大体チョコバットを持っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

神回の話

【この記事は約8分で読めます】 当サイト、『ここで会ったが木曜日』は、今年の二月より、〇〇の話、あるいは〇〇な話などと銘打って、よく分からんエッセイやコラムを毎週木曜日に更新してきた。 筆者である私は川端康成ではないので、何を書くのか天からヒ…

月辞書6/桃栗三年柿は果物屋

□桃栗三年柿は果物屋 □意味 三年位だったら、習得するために頑張っても良いが、八年も掛かるんだったら外注に出した方が効率的で建設的だという事。 八年経ったら年いくつになる? そこから、その習得したスキルで時間に見合うリターン得て元取れるかい? ー…

ケンタウロスの話

【この記事は約7分で読めます】 私は一見、八方美人の様に見えるが、実のところは六方美人二方ブスくらいである。 要するに人の好き嫌いが激しく、嫌いなヤツとは徹底的に距離を取るので、嫌いな二方からはブスに見えると思う。 しかしこれは人に対してであ…

月辞書5/馬の耳にひばり

□馬の耳にひばり □意味 修行の足らん坊主が馬の耳に念仏を唱えたところで全く響かず意味は無いが、美空ひばりが歌えば馬だって少しぐらいはノリノリになる様子。 要するに社長の話は聞くが、お前の言うことは聞きたく無いってこと。 ーーーーーーーーーーー…

華麗なる挑戦の話

【この記事は約4分で読めます】 出張先のホテルで、さぁそろそろ寝るかとテレビを消そうとした瞬間、NHKからとんでもなくファンタスティックなビッグニュースが飛び込んで来た。 『カレーハウスCoCo壱番屋がインドへ進出』 もうね。 なんやろう。 凄ぇよ…

月辞書4/石橋を叩いたら割れた

□石橋を叩いたら割れた □意味 絶対に壊れてはいけないので、慎重に慎重を重ね、長い年月をかけて会議を重ねた結果、最も信頼の置ける超有名企業に施工を頼んだら、強度擬装でびっくりするほど脆いものが出来上がった様子。 大抵、課長あたりのクビが飛ぶ。 …

球数制限の話

【この記事は約7分で読めます】 ちょっとひいている。 いや、結構ひいている。 今年の巨人が強すぎてひいている。 パッキパキの巨人ファンである私にとって、贔屓の球団が強いという事は、もちろん大変喜ばしい事であるのだが、ちと強すぎる。 去年までの三…

月辞書3/泣きっ面に富士山噴火

□泣きっ面に富士山噴火 □意味 泣きっ面に蜂に刺された位では割に合わん位酷い様子。 仕事が忙し過ぎて食事を摂る暇が無く、クタクタになって帰宅してカップラーメンを食べようと思ったら、ストックが無いのが『泣きっ面に蜂』 買う金が無いのが『泣きっ面に…

サイレントスルーの話

【この記事は約7分で読めます】 よく分からないコラムやエッセイを書いたり変な辞書を作成しているのは、世を忍ぶ仮の姿であり、私の本職は販売業である。 初めて物を販売したのは十六歳の時で、取り扱った物は、とある住宅メーカーが建てた建売住宅であった…

月辞書2/女心と秋元康

□女心と秋元康 □意味 男はいつの時代も女心と、おニャン子クラブ、AKBなどを介して秋元康に振り回されているということ。 尚、ここにつんく♂が入る事もある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▪️元の言葉 女心と秋の空 ▪️意味 移ろいやすい秋の…

月辞書1/チリが積もれば粗大ゴミ

□チリが積もれば粗大ゴミ □意味 営業マンが、売上げノルマを無理矢理達成させる為に、ちょこまかと動いて細かい売上げを積み重ねても、手間が掛かるばっかりで大して利益にならず、大きな仕事に取り組む暇も無くなるので、また売上げが足りなくなり、細かい…

新企画始動のお知らせ

平素は当サイト『ここで会ったが木曜日』をご愛読頂き、誠にありがとうございます。本年二月より始まった当サイトを、“飽き性である事風の如し”の私が毎週更新出来たのも、ひとえに皆様のおかげと見せかけて、ほとんど私の努力の賜物です。ごめん嘘。皆様の…

フロリダの話

【この記事は約5分で読めます】 さて、時の流れは速いもので2019年も半分以上が過ぎ去った。 あんまりにも速すぎて、このままだとすぐにおじいちゃんになりそうだ。 現在の私はおじいちゃんでは無いが、三十三歳というお兄ちゃんとおじさんの狭間に揺れ…

驚愕の話

【この記事は約6分で読めます】 誠に意外な事実ではあるが、私は今まで一度も死んだ事が無い。 幼少期から振り返って、このクレイジーかつファンタスティックな生き方のせいで、どう控えめに勘定したって、少なくとも四度は死にかけている。 平たく言えば自…

思い出補正の話

【この記事は約5分で読めます】 令和という時代が始まって一ヵ月ちょっと過ぎた。 随分と前の事の様に感じるが、よく考えるとつい先月の話である。 始まる前後のなんだかよく分からないお祭り騒ぎはすっかり終息して、新元号も違和感なく使用されており、勢…

良いものが売れない理由の話

【この記事は約6分で読めます】 浮かれている。 物凄ぇ浮かれている。 青い空を青いと感じ、美しい花を美しいと感じながら、気づけば小躍りをしており、愛犬おもち君にいぶかしげな目で見られる程浮かれている。 『日本で浮かれている人週間ランキング』なる…

非日常のススメの話

【この記事は約6分で読めます】 ホテルの机の上にくまモンがいるので、おそらくここは熊本だろう。 確か私は4日前まで北海道で仕事をしていたはずである。 その後、3日間栃木で仕事をした後自宅のある広島に戻り、翌朝にはくまモンの元へ向かった。 本日よ…

再見の話【後編】

【この記事は約7分で読めます】 このマンションに住む留学生達は皆私と仲良くしてくれたのだが、その中でも特別仲が良かったのが件の王(おう)さんに加え、燕(エン)ちゃんという女の子であった。 燕ちゃんは中国北部の出身で、物凄く真面目な女の子であった。…

再見の話【前編】

【この記事は約6分で読めます】 『再見』と書いて『ツァイツェン』と読む。 中国語で、さようならという意味である。 字面・音の響き・漢字の意味、どれをとっても極めて美しい言葉であり、この言葉一つだけで十分に中国人の叡智を感じる。 流石、四千年の歴…