ここで会ったが木曜日

木曜日は『木曜日の話』月曜日は『月曜日の辞書』

森猛 伊亮

森猛 伊亮
中学校卒業後、不動産屋や大工、果ては証券屋やボーイなど様々な経験をつみながら、デンジャラスかつクレイジーな生活を経て、2013年より独立。

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もしかしたら幸福と不幸は同分量説は本当なのかも知れないと思った話

ヤベェぞ。 これはヤベェ。 たった今、ピーーーンときた。 ずっと前から胸につっかえていた物がストンと腑に落ち、私はまるで底を割って卵を立ててみせたコロンブスの気分である。 物凄ぇスッキリした。 もしやノーベル的な所から、何かしらの賞でも貰える…

月辞書38/坊主憎かったが今朝までイェイ

□坊主憎かったが今朝までイェイ □意味 何となく嫌いだったアイツと飲みに行ったら、実はめちゃくちゃ良いヤツでテンションが上がって朝まで飲んでいた様子。 かなりの低確率ではあるが、嫌いなアイツも深く付き合ってみれば実はとても気の合うヤツかも知れな…

どうしようもない話

緊急事態である。 足の裏がカユい。 物凄ぇカユい。 こうなった原因は明確である。 私は昨日からとある地方に出張中なのだが、ここは結構な山奥である。 宿泊中のホテルは、最寄りのコンビニまで徒歩40分という中々マーベラスな場所にあり、日が沈むと明…

月辞書37/一寸先は光

□一寸先は光□意味人生において、どれだけノリノリな時であっても「ヤッベ!笑」となってから「ヤベーな。真顔」となり、「もはやこれまで。」あるいは「もうあかん…。」の状態に陥るのは一瞬である。そして、そこから『落ちる所まで落ちたから後は上がるだけ…

『ぬ』の話

亜伊宇絵尾 可木句毛子 佐市酢背祖 田地津手戸 奈煮ぬ…。 ぬ…。 ヌ? どうしたんお前。 仲間外れにされてるんか? もしかしてイジメられて…は、ないか。 『ぬ』よ。 つらいか? そうよな。 誰だって孤独はつらい。 一応〝怒〟とか〝奴〟とかあるっちゃある…

月辞書36/鉄を熱いうちに打つなら正確に

□鉄を熱いうちに打つなら正確に□意味出来たての熱く柔らかい鉄は、打ち方次第でいかようにも変化する。ゆえに、打ち手は慎重かつ大胆に、正確に打たなければならない。加減を間違えて打ち過ぎたりすると、ちぎれてしまって取り返しのつかない事もある。若者…

コロナウィルスに感染してないのにコロナにやられている話

確かちょっと前まで〝武漢肺炎〟とかいう、おどろおどろしい名前であったはずである。 それがいつの間にやら新型コロナ、略して〝新コロ〟なんぞと、チャーミングな名前にトランスフォームしていた。 新コロ。 新型のコロ助みたいである。 ところがどっこい…

月辞書35/井の中の蛙大海を知りて井の中に住まう

□井の中の蛙大海を知りて井の中に住まう□意味賢明なカエルは海の事を知ったとて、自分は海水では生きていけない事や井戸の外には天敵がひしめいている事を理解でき、やたらめったらと井戸の外には出て行かないということ。転じて、思いつきや勢いだけでの転…

ネイティブスピーカーになった気分になれる裏技の話

びっくりした。私は今、めちゃくちゃびっくりしている。一年以上に渡り、毎週木曜日によくわからないコラムやエッセイを記してきた当サイトであるが、私は常に記事のストックを持つか、どれだけ遅くとも月曜日までには記事の大枠を仕上げる。にも関わらず、…

月辞書34/朱に交われば何か変な色

□朱に交われば何か変な色 □意味 目の覚めるような美しく鮮やかな青であっても、朱色と混ぜると何か変な色になる。 人の良いところをマネするのはとても大切なことではあるが、憧れなどからくる過度なマネは、自分の良いところも消してしまって迷走する。 自…

天使か悪魔かの話

何なんお前。 あれか、人類滅亡させるつもりか? 俺、今暇やん? いや、物凄ぇ暇やん。 でも正確に言うと、明日からの出張の用意とか月末の領収書提出とか、そういうことぜーんぶ放棄した上で暇なんよ。 何やろう。 大人の責任って言うの? 風呂入ったりク…

月辞書33/濡れ手に粟は二度手間

□濡れ手に粟は二度手間 □意味 濡れた手で粟を触ると確かに沢山手に付くが、全ての粟を使う為に手から取る作業が必要になる。 超めんどくさい。 あれこれ策を弄して手を抜いたりすると、後からグダグダになる事が多いので正々堂々正面突破しようぜ、というこ…

ワンぱく宣言の話

俺の飼い主にぃ なる前にぃ 言っておきたいぃ 事があるぅ かなりきびしいっ 話もするがぁ 俺の本音をぉ 聴いておけぇ 寒い冬もぉ 暑い夏もぉ 散歩に行くぞぉ サボるんじゃないぃ うんち袋は持てっ いつもきれいにしろぉ 近所迷惑にぃ なってしまうからぁ 忘…

月辞書32/弘法こそ筆を選ぶ

□弘法こそ筆を選ぶ□意味出来る人であればあるほど、道具にはこだわりを持つということ。旧式のシステムで効率良く仕事しろとか言われても無茶である。つまり、いつまでWindows7使わすねんという事である。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▪️元の言…

バレンタインにおはぎブーム起こそうぜの話

我々和菓子党は完璧に迫害されている。 もうあれ。 俺達は隠れキリシタンや広島の巨人ファンくらい迫害されている。 いつからこうなった。 いつからこの国は、タピタピ、タピタピ言うようになった。 きみらあれか。 タピりんか? タピりんって何? 俺も知ら…

月辞書31/目には丹波屋のおはぎを、歯には無視を

□目には丹波屋のおはぎを、歯には無視を□意味何か意地悪をされても仕返しせずにむしろ良いことを返してあげるぐらいの方がカッコ良いぜということ。しかし、あんまりにも酷いことされたら仕返しするのも面倒くさいので、無視しようぜということ。ーーーーー…

変な子も二十歳過ぎれば只の人の話

十で神童 十五で才子 二十歳過ぎれば只の人。 昔の人は、上手いこと言う。 天才と呼ばれる子であっても、大人となるにつれ凡庸になるさまは、我々の身近でも良く見かける。 天才少女がそのまま成長し、オリンピックという途方もない舞台でメダルを獲得した卓…

月辞書30/猿は木から落ちても大丈夫

□猿は木から落ちても大丈夫□意味猿のように身軽なものは、たとえ木から落ちてしまったとて大事には至らない。若くてまだ背負うものが余り無く身軽な時分は、失敗しても大事には至らんのでガンガンいこうぜということ。とは言え、限度はあるからな。ーーーー…

もう一つの本能寺の変の話−大河ドラマ『麒麟がくる』放送開始特別企画

今週の『ここで会ったが木曜日』は、NHK大河ドラマ〝麒麟がくる〟放送開始特別企画という名の、ちゃっかり便乗企画として『もう一つの本能寺の変の話』をお送りする。 この物語は、いわゆる〝本能寺の変にまつわる三大ミステリー〟と呼ばれるものがなぜ起…

月辞書29/トンビは鷹を産まない

□トンビは鷹を産まない□意味子育てなどというものは、何が正しいなんて答えもない大変難しいものである。にも関わらず、鷹のように素晴らしい子供を育て上げたということは、鷹を育て上げたその親は、鷹、あるいはそれ以上の存在であるということ。トンビで…

ぼくのかんがえたさいきょうの働き方改革の話

さて、昨年度に施行されたいわゆる〝働き方改革関連法〟であるが、私の至極個人的な感覚でいうと、今のところ賛否両論な感じである。 というか、賛否否否両論くらいである。 私の友人の中には働き方改革の旗の下、ガッツリと残業を減らされた影響を蒙り、手…

月辞書28/枯れ木は山火事の元

□枯れ木は山火事の元 □意味 全然物を買わぬ客ほど文句も多いし、手間も取らされる。ある程度のところで切ってしまわないと、しっかり買ってくれる客に手間をかけられず迷惑をかけてしまい痛い目にあう様子。 お客様は神様ですが、神様の中には貧乏神様もいら…

ショーガツ怖いの話

何これ。 超怖いんですけど。 ちょー怖いんですけどぉ。 12月28日には確か77.1キロであった体重が、1月2日には80.3キロへと増量していた。 あのままのペースで増えていけば、今年の年末には262キロになっている計算である。 ちょー怖いんです…

月辞書27/取らぬ狸の皮算用は超楽しいが

□取らぬ狸の皮算用は超楽しいが□意味あれが欲しいとかあれをやりたいとかの計画を立てる時は超楽しい。しかし、いざ手に入れてみたら満足はするものの、それを維持するのは手に入れるよりも何倍も大変だったりするということ。ーーーーーーーーーーーーーー…

謹賀新年の話

いやぁめでたい。 なんてったって正月である。 近年少しずつおじさんになり、ちょっとハゲてきたり腹が出てきたりしているが、とにかくめでたい。 だって正月である。 なんとなく今年は何でも出来そうな気がする。 去年までは何も出来なかったが、今年は何で…

月辞書26/早起きしても得なのは三文だけ

□早起きしても得なのは三文だけ □意味 諸説あるが、現在の貨幣価値と照らし合わせて三文とは約八十円。 毎日早起きしても一ヶ月二千四百円相当の徳しか起こらないのであれば、しっかりと寝てそれ以上に良い仕事をしてその分稼げということ。 むしろ二千四百…

みんながちょっと生きにくい世の中は、実はとても良い世の中なんじゃねーかの話

テメェが読みたいものを書くという極めてエゴイスティックなコンセプトの元、よく分からないコラムやエッセイをかれこれ十ヵ月に渡り書き続けてきた。 先ほど過去の記事を一通り読んでみたのだが、物凄ぇビビった。 ただ事ではない面白さである。 まぁテメェ…

月辞書25/一事は一事

□一事は一事 □意味 一事を見てそれが万事だと勝手に解釈をしてはいけないし、一部分だけを切り取って揚げ足を取るなどあってはならないということ。 『部下を殴った部長』 パワハラ。 というか傷害罪。 部下が包丁で人を刺そうとしていたので、止める為に『…

早く洗ってこいの話

善と悪。 この相反する概念はいったい何を持って定義付けられるのであろうか。 そもそも、善、即ち正義というものは、数を背景にした多数派の倫理であり、絶対的、或いは普遍的な基準とは成り得ない。 一方から見れば悪となる事象であっても、別の一方から見…

月辞書24/二兎追ってないで三兎追え

□二兎追ってないで三兎追え □意味 営業、事務、技術、と所属部署に関わらず、決算前、あるいは納期前に部長辺りに言われるあれ。 器用なヤツは三兎得てしまって、来期は四兎追えとか言われる。 対処法として、最初から一兎を追い、二兎追えと言われたら、追…