ここで会ったが木曜日

木曜日は『木曜日の話』月曜日は『月曜日の辞書』

森猛 伊亮

森猛 伊亮
中学校卒業後、不動産屋や大工、果ては証券屋やボーイなど様々な経験をつみながら、デンジャラスかつクレイジーな生活を経て、2013年より独立。

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月辞書51/損して得取れねぇ

□損して得取れねぇ□意味どんぶり勘定でざっくりと商売をしていると、いくら物が売れても全然儲からないということ。損した様な顔をする事は営業マンの必須スキルであるが、マジで損をしていたら、マジで潰れる。サービスもほどほどにしてどこかで線引きをし…

なすびの話

ちょっとね。多分疲れているんだと思う。今日は朝から胸が苦しかった。緊急事態宣言期間中の強制休養により、ダレきった心身でこなす炎の十五連勤真っ最中。しかも、気温が三十度以上にも関わらずマスクを着用。昨日の晩も寝苦しくて、極度の睡眠不足。今日…

月辞書50/鬼が居る間に猛仕事

□鬼が居る間に猛仕事□意味『コツコツ頑張っていたら見ている人は見てるから』と、いうのは嘘である。めっちゃ嘘である。みんな割と忙しいので全然見てない。なので。どうせ同じ仕事をするなら、評価をする鬼部長の目の前で仕事をして〝俺仕事してますよ!〟…

世界一うまいカレーの作り方を開発した話

人生において困難や逆境に直面した時、その局面を打開する為に大切な事が三つある。 その三つの事とは何か。 それはもちろん勇気と覚悟。 そしてそう。 カレーである。 人生でどれだけ苦しい場面に遭遇したとて、勇気をふり絞り、覚悟を持って、カレーを食…

月辞書49/高物買いの銭失い

□高物買いの銭失い□意味ある程度の収入があっても、あらゆる消費活動で松・竹・梅のうち〝松〟を選び続ければ、アッという間に破滅する。『頑張った自分へのご褒美』及び『どうせ買うなら』は〝バルス〟に匹敵する破滅の呪文。ーーーーーーーーーーーーーー…

自炊疲れお祈りメールの話

株式会社毎日ご飯作る 採用担当旦那様先日は、弊社の2020年6月4日度 晩ご飯の部の選考をお受けいただき、誠にありがとうございました。先日の選考について慎重に検討を行いましたところ誠に残念ではございますが今回は、旦那様の採用を見送らせて頂く結論に…

月辞書48/据え膳喰うのは人の恥

□据え膳喰うのは人の恥□意味『不倫は文化』あるいは『浮気は甲斐性』だったのは昔の話。今や『不倫はほぼ犯罪』である。既婚者は据え膳なんてものには目もくれずに、真っ直ぐ家に帰りましょう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▪️元の言葉据え膳食…

マスクを外せるまでが緊急事態ですの話

遠足は家に帰るまでが遠足です!教頭はバカなんじゃねーかと思った小四の春。いやいや、もう遠足終わったんやから、つまんない話はさっさと終わらせて早く家に帰らせてくれ、と思った小四の春。ごめん教頭。バカなのは俺だった。教頭の言う通りだった。と、…

月辞書47/地獄の沙汰もコネ次第

□地獄の沙汰もコネ次第□意味お金は万能ではない。特にお金持ちには、半端なお金を渡したところで良き計らいをしてくれる事はあまりない。お金を渡してくる人より、馬が合う人などを優先的に良い計らいをする事の方が多い。閻魔様の収入は知らんが、見た感じ…

こだマスクの話

『送る』っていうと『いらない』っていう。『送る』と『ちいさい』っていう。『送らない』と『こない』っていう。だからやっぱり心配になって、『遅くなったけど送ったよ』っていうと『イラネ』っていう。思春期でしょうか、いいえ、誰でも。そんな、みすゞ…

月辞書46/豚もおだてりゃ木に登るが降りれねぇ

□豚もおだてりゃ木に登るが降りれねぇ□意味能力が伴わないのに周りから持ち上げられホイホイと何でも引き受けてやってしまうと、着地点が見つからずグダグダになりパニックに陥ったりするということ。登る方も登らせる方も木の高さに十分に気をつけなければ…

一つの終戦と新たな開戦の話

嬉しい。物凄ぇ嬉しい。〝緊急事態宣言解除〟というニュースが流れ始めた途端に、仕事の依頼が山盛り来た。私の本業は物を販売する事である。百貨店等の小売店で、各メーカーさんになり代わってお客様に様々な商品を販売する。前職場から半ばヤケクソで独立…

月辞書45/帯に短しタスキに長し、抱っこひもには丁度良い

□帯に短しタスキに長し、抱っこひもには丁度良い□意味どんな物や人にも、必ずピタッとハマる場所があるということ。クソみたいな成績しか出せなかった営業マンが経理にコンバートした途端、めちゃくちゃ有能な人材になったりするし、使い道が無いと思ってい…

コロナの弊害の話

リビングにいるのはマシンガンをかまえる美しき暗殺者ではなく、掃除機をかける美しき家内である。キッチンにいるのは爆弾をしかける老獪なテロリストではなく、トースターでパンを焼く優しい義母であるし、私の横にいるのは凶暴な野生の虎ではなく、のほほ…

月辞書44/海老で鯛を釣ってないでフライにしようぜ

□海老で鯛を釣ってないで海老フライにしようぜ□意味餌にして使うという事は、食べられて無くなるリスクも当然負う。欲をかいて全てを失っては元も子もないので、今ある物を大事にして工夫するべきであるということ。何より海老フライは美味い。尚、甲殻類ア…

ウィルスに勝利したアリとキリギリスとバッタの話

昔々あるところに、アリとキリギリスとバッタ達が住んでいる国がありました。ご察しの通りアリはとても働き者で、キリギリスは遊び回っています。しかし、イソップさんとこのアレとちょっと違うのは、この国にはアリとキリギリス以外にバッタが住んでいまし…

月辞書43/月とスッポンでイェイ

□月とスッポンでイェイ□意味夜空に浮かぶ月はとても美しいが、手に掴む事も出来ず実用的ではない。一方スッポンは、見た目こそ醜いが食べればとても美味しいし滋養強壮にもなる。ということは、美しい月を眺めながらいただく美味いスッポン鍋は最高である。…

『偽善しようぜ運動』起こそうぜ!の話

おいみんな、偽善しようぜ!スッキリするぞ!俺と一緒に偽善しようぜ!もうアレ。結構、無茶苦茶。おいコロナ、お前やり過ぎやぞ!志村返せコノヤロー!つっても帰らんのよ、変なおじさんは。正直お前を舐めてた。二月位までは、ここまで無茶苦茶にされると…

月辞書42/腐った鯛はただのゴミ

□腐った鯛はただのゴミ□意味過去にどれだけの功績を残したとて、動かずに何もしないでいると徐々に腐ってゆく。そうなれば、もはや只のゴミである。特に我々おじさんは、若者と比べ鮮度に劣るので、若者以上に動いて鮮度を保つか、腐らない様に発酵や熟成を…

コロナで球春が来ねぇから苗字別対抗センバツ野球大会開こうぜの話

はぁ、来ねぇ。 球春のヤツが来ねぇ。 アイツどっかで道間違えてんじゃね? とか思っていたら、世間はまごう事なくコロナってた。 やんごとなきほどコロナっていた。 無観客だったらワンチャン春の甲子園出来るんじゃね?と、言っていたのは今や昔。 どこか…

月辞書41/長い物にグルグル巻かれると身動きが取れなくなる

□長い物にグルグル巻かれると身動きが取れなくなる□意味権力者を利用してホイホイと物事が上手くいっている。と思っていても、実は権力者に利用されているだけであったりする。いくら出世しても気づかぬ間に様々なしがらみに縛られて身動きが取れなくなり、…

K-1と百ワニと鯨と僕と時々犬の話

過日、何気なくスマホでニュースを見ていたら、私の頭の中にいる正義的な部署を担当する小さい伊亮達がザワザワし始めた。 私は基本的に悪いヤツなので、恐らくこの部署の担当者数は普通の人と比べると極端に少ないのだが、珍しくザワザワした後にいきなり…

月辞書40/口は災いと幸福の元

□口は災いと幸福の元□意味不用意な発言は思いがけない災難を招く。しかし何も言わなければ、幸福がスルリと逃げてしまう事もままある。例えば、『好き』だとか『欲しい』だとか、はたまた『しんどい』や『つらい』等々。周囲の人間はエスパーではないので、…

再び休みの話

作者急病の為、今週の『ここで会ったが木曜日』は休載致します。そんな、二年連続かつ一日遅れの嘘の話。※去年の今頃も同じ事をしたら『大丈夫!?』などという内容のメールやら何やらを頂いたりしましたが。エイプリルフールのヤツやから!年に一度のズル休…

月辞書39/焼け石に水はめちゃくちゃ嬉しい

□焼け石に水はめちゃくちゃ嬉しい□意味もはやどうする事も出来ずに進退きわまったドン底の状態のとき、「手を貸そうか?」と、声を掛けられるだけでもめちゃくちゃ嬉しい。もう、手を貸されたところで全然全く、完璧にどうにもならない状況であっても、その…

もしかしたら幸福と不幸は同分量説は本当なのかも知れないと思った話

ヤベェぞ。 これはヤベェ。 たった今、ピーーーンときた。 ずっと前から胸につっかえていた物がストンと腑に落ち、私はまるで底を割って卵を立ててみせたコロンブスの気分である。 物凄ぇスッキリした。 もしやノーベル的な所から、何かしらの賞でも貰える…

月辞書38/坊主憎かったが今朝までイェイ

□坊主憎かったが今朝までイェイ □意味 何となく嫌いだったアイツと飲みに行ったら、実はめちゃくちゃ良いヤツでテンションが上がって朝まで飲んでいた様子。 かなりの低確率ではあるが、嫌いなアイツも深く付き合ってみれば実はとても気の合うヤツかも知れな…

どうしようもない話

緊急事態である。 足の裏がカユい。 物凄ぇカユい。 こうなった原因は明確である。 私は昨日からとある地方に出張中なのだが、ここは結構な山奥である。 宿泊中のホテルは、最寄りのコンビニまで徒歩40分という中々マーベラスな場所にあり、日が沈むと明…

月辞書37/一寸先は光

□一寸先は光□意味人生において、どれだけノリノリな時であっても「ヤッベ!笑」となってから「ヤベーな。真顔」となり、「もはやこれまで。」あるいは「もうあかん…。」の状態に陥るのは一瞬である。そして、そこから『落ちる所まで落ちたから後は上がるだけ…

『ぬ』の話

亜伊宇絵尾 可木句毛子 佐市酢背祖 田地津手戸 奈煮ぬ…。 ぬ…。 ヌ? どうしたんお前。 仲間外れにされてるんか? もしかしてイジメられて…は、ないか。 『ぬ』よ。 つらいか? そうよな。 誰だって孤独はつらい。 一応〝怒〟とか〝奴〟とかあるっちゃある…