
平素より枚方名物鳥重弁当の店「車屋』へのご贔屓を賜り、厚く御礼申し上げます。
当店は、来季の川崎フロンターレ様とのサポートショップ契約を「大阪の弁当屋としては」継続しない事をここにお知らせいたします。
と、店のホームページからお知らせしようかと書き出した訳ですけども。わざわざホームページに載せるのもちょっとアレかなと思いまして。
とは言え、無言でしれっと終わる事は出来ない程には、私達は結構な長い時間を共にして来た訳でして。
短くない時間の中で共にした、色や音や空気があまりにも多い訳でして。
そこで都合良く、作ったは良いものの、ほぼ稼働していない個人ブログサイトがありましたので、こちらからアレします。
まず始めに、私達はこれまで川崎から沢山のものを頂戴しました。
きっかけをご存知ない方へ簡単にご説明しますと、四年程前に極度のメカ音痴の私が、人生初のSNSに挑戦して作ってみた弁当屋アカウントから、このよくわからない投稿をした事が全ての始まりでした。
なんか日本中で褒められてると思ったんですけどね!
— 枚方名物鳥重弁当の店 車屋 宮之阪本店 (@kurumayatorijuu) 2021年9月26日
勘違いでした!#枚方市 #枚方名物#川崎フロンターレ #フロンターレ#車屋紳太郎 #7#そんな訳ないやん#でも今日も安定したパフォーマンスは披露出来たと思う#1対1も安定してた!(鳥と米の)#ネガトラ遅いと思ってた(ネガトラ?)
@kurumaya0405 pic.twitter.com/qM8cUO4cct
ここから、一ヵ月で数百名のサポーターのみなさまに当店をご利用いただき、二ヵ月後には等々力での川崎フロンターレ様とのコラボ企画を実施しまして、三ヵ月後にはサポートショップ契約を結んでいました。
改めて文字に起こすと、嘘みたいな話ですね。
しかもこれで話が終わると思いきや、それからこれまで、度重なるコラボ企画をこれでもかというほど実施させていただきまして。
裏路地の小さな町の緑の弁当屋は、鮮やかな水色に彩られ、やがて数多の色が交わりました。

この写真は、サッカー関連からご来店くださったお客様のほんの一部ですので、どう少なく見積もっても、四、五千人以上にはご利用いただいている訳でして。
また、今やサッカーを越えた川崎の企業様達と企画を共にする機会もなんかもある訳でして。
奇跡の上に幾重もの奇跡が折り重なりまして、400キロ先から今もなお、大いなる福音を授かり続けておりまして。
とは言え。とは言えですね。
「地元に根差した大阪の店が神奈川のクラブを公式に応援する」という矛盾は、常に抱えていた訳でして。
しかしこれまではですね。
「だってうち車屋だから!(迫真)」というエクスキューズがあった訳でしてね。
そう、あった訳ですけれども。
そういった免罪符というか大義名分というか。
そういうものが、無くなりましたのでですね。
「大阪の弁当屋」としては一旦、この騒がしくも愉快な物語りに幕を引こうかと思いまして。
あの綺麗で美しい引き際を見せていただきましたら、そう思いまして。
神輿だわっしょい思いまして。
とは言え。とは言えですよ。
私、結構難儀な性格をしておりましてっ!(迫真)
そんなにスパっと綺麗に割り切れない性格でして。
こいつ円周率なんかな?ってくらい割り切れない性格でして。
まだ、ジョアンさんの退団でグズグズしているくらいにはπ。
じゃあどうするかっていうと、手取り早いのは川崎市内に弁当屋の支店を出して、そこから応援すれば良いって話な訳ですけれども。
この店は、「誰にも頼まれていないけれども勝手に地元に名物作ろうぜっ!」という、ファンタスティックかつクレイジーな理念の元で開店した訳でしてね。
まだまだ全っっっく浸透していないですけれどもね!(迫真)
それでも、私が生きているうちには、枚方市内に三店舗くらい出して、本物の名物にしてぇなって心意気は持ち続けておる訳です。
それで二店舗目が神奈川って話はない。
そもそも、そんな資金も無ければ人もいないですし。
そもそも、そんな安易な商売をするべきではないですし。
何よりそんな事をしても川崎にとっては、なーんの役にも立たない訳でして。
そ こ で !
私、二年程前からひっそりと新商品開発をしておりましてね。
それが最近になって、「まだまだ販売する訳にはいかなけれども、近しい人になら試食くらいはしてもらっても良いかな」レベルまでの品質には仕上がっておりまして。
これは、とある人からご紹介いただいた川崎市産の農産物をふんだんに使用した商品でしてね。
それを販売する店として、いつかまた契約を結べたらなと。そう思いまして。
思いましてっ!
完ッッッ璧に手作りですから量産は出来ませんので、「事業!」って感じには出来ないですけれども。
時間や体力に余裕がある時、たまぁーに商品を作れるくらいの形にはなると思いますけれども。
そういう事を出来ればなと。
まだ商品も完成もしておらず、設備などを整える費用の確保もしなければならないですし、何より人様の口に入れるものですから、行政規格検査などやる事が山盛りで、走り出すのは半年先かはたまた数年先になるのか、さっぱりわからないですけれども。
私はアレですから!
こういう事は結構やりきるタイプですから!
形の無いものに命を燃やすタイプですから!
また必ずね。
必ず形にして、川崎に頂いたものをお返し出来るようにしますからね。
その時間がきたら、また同じ色や音や空気を、共に出来たら。
まぁアレですけれどもね。
個人的には、試合を観たり応援をしたり今まで通りですけれどもね!(迫真)
そういう訳で。
僕らの時計は、止まらないで動くんだ。
またね。

令和七年十二月吉日
枚方名物鳥重弁当の店 車屋
森田 圭介
