ここで会ったが木曜日

木曜日は『木曜日の話』月曜日は『月曜日の辞書』

森猛 伊亮

森猛 伊亮
中学校卒業後、不動産屋や大工、果ては証券屋やボーイなど様々な経験をつみながら、デンジャラスかつクレイジーな生活を経て、2013年より独立。

詳しいプロフィールはこちら

木曜日の話-社会

コロナウィルスに感染してないのにコロナにやられている話

確かちょっと前まで〝武漢肺炎〟とかいう、おどろおどろしい名前であったはずである。 それがいつの間にやら新型コロナ、略して〝新コロ〟なんぞと、チャーミングな名前にトランスフォームしていた。 新コロ。 新型のコロ助みたいである。 ところがどっこい…

ワンぱく宣言の話

俺の飼い主にぃ なる前にぃ 言っておきたいぃ 事があるぅ かなりきびしいっ 話もするがぁ 俺の本音をぉ 聴いておけぇ 寒い冬もぉ 暑い夏もぉ 散歩に行くぞぉ サボるんじゃないぃ うんち袋は持てっ いつもきれいにしろぉ 近所迷惑にぃ なってしまうからぁ 忘…

バレンタインにおはぎブーム起こそうぜの話

我々和菓子党は完璧に迫害されている。 もうあれ。 俺達は隠れキリシタンや広島の巨人ファンくらい迫害されている。 いつからこうなった。 いつからこの国は、タピタピ、タピタピ言うようになった。 きみらあれか。 タピりんか? タピりんって何? 俺も知ら…

変な子も二十歳過ぎれば只の人の話

十で神童 十五で才子 二十歳過ぎれば只の人。 昔の人は、上手いこと言う。 天才と呼ばれる子であっても、大人となるにつれ凡庸になるさまは、我々の身近でも良く見かける。 天才少女がそのまま成長し、オリンピックという途方もない舞台でメダルを獲得した卓…

もう一つの本能寺の変の話−大河ドラマ『麒麟がくる』放送開始特別企画

今週の『ここで会ったが木曜日』は、NHK大河ドラマ〝麒麟がくる〟放送開始特別企画という名の、ちゃっかり便乗企画として『もう一つの本能寺の変の話』をお送りする。 この物語は、いわゆる〝本能寺の変にまつわる三大ミステリー〟と呼ばれるものがなぜ起…

みんながちょっと生きにくい世の中は、実はとても良い世の中なんじゃねーかの話

テメェが読みたいものを書くという極めてエゴイスティックなコンセプトの元、よく分からないコラムやエッセイをかれこれ十ヵ月に渡り書き続けてきた。 先ほど過去の記事を一通り読んでみたのだが、物凄ぇビビった。 ただ事ではない面白さである。 まぁテメェ…

天城や津軽やお七やらが繰り返される理由の話

若者達よ。 そこに座れ。 なぜ今年もさゆりが上野発の夜行列車に乗るか教えてやる。 過日、若手社員との酒の席で、先だって出演者が発表された今年の紅白歌合戦の話題が出たのだが、その話の中で彼は中々バイオレンスな主張をし始めた。 『ヒット曲の出てな…

受信料徴収大作戦の話

この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは全く関係ないので、当サイトをぶっ壊したりしないでね。 てへぺろ。 ここは地球から遠く離れた惑星のジャピーンという国。 この国には、ジャピーン放送協会、通称JH…

ゆとりの話

本日八月十五日は終戦記念日である。 七十四年前の今日、日本は世界を敵に回した愚かな戦をし、敗戦した。 というのは、戦後四十年後に産まれた私が手前勝手に抱く思いである。 当時戦ったほとんどの日本人は、自分達の戦いがまさか愚かなアジア侵略だとは思…

思い出補正の話

令和という時代が始まって一ヵ月ちょっと過ぎた。 随分と前の事の様に感じるが、よく考えるとつい先月の話である。 始まる前後のなんだかよく分からないお祭り騒ぎはすっかり終息して、新元号も違和感なく使用されており、勢いで買った『令和マグカップ』な…

紙飛行機の話

怒涛の十連休が終わった。 この十連休の間、私は全国各地のショッピングモールなどで販売の仕事をしていたのだが、どこもかしこも物凄い人出であった。 今年に関して言うと、どこの店でも『平成さよならセール』や『令和こんにちはセール』などと銘打ち、殆…

働き方改革の話

出張先からの帰宅中、新幹線の車内でとある時代小説を読みふけっていた。 私には、映画や小説の世界に入り込む癖があり、この癖は作品の面白さに比例して酷くなる。 この時に読んでいた小説の面白さはとんでもなかったので、新潟ー広島間の約六時間の間に私…

鬼の話

植物・動物に関わらず命あるものは、総じて長い年月をかけて進化していく。と、先程NHKが言っていた。 曰く、劣等種や突然変異は自然淘汰されていくらしい。平たく言うと、ろくでなしや変なやつは進化の邪魔という事らしい。 NHKは常に正しいので間違いない…