ここで会ったが木曜日

木曜日は『木曜日の話』月曜日は『月曜日の辞書』

森猛 伊亮

森猛 伊亮
中学校卒業後、不動産屋や大工、果ては証券屋やボーイなど様々な経験をつみながら、デンジャラスかつクレイジーな生活を経て、2013年より独立。

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木曜日の話-日常

神回の話

【この記事は約11分で読めます・約4400字】 当サイト、『ここで会ったが木曜日』は、今年の二月より、〇〇の話、あるいは〇〇な話などと銘打って、よく分からんエッセイやコラムを毎週木曜日に更新してきた。 筆者である私は川端康成ではないので、何を書く…

ケンタウロスの話

【この記事は約11分で読めます・約4400字】 私は一見、八方美人の様に見えるが、実のところは六方美人二方ブスくらいである。 要するに人の好き嫌いが激しく、嫌いなヤツとは徹底的に距離を取るので、嫌いな二方からはブスに見えると思う。 しかしこれは人に…

フロリダの話

【この記事は約8分で読めます・約3100字】 さて、時の流れは速いもので2019年も半分以上が過ぎ去った。 あんまりにも速すぎて、このままだとすぐにおじいちゃんになりそうだ。 現在の私はおじいちゃんでは無いが、三十三歳というお兄ちゃんとおじさんの…

驚愕の話

【この記事は約9分で読めます・約3500字】 誠に意外な事実ではあるが、私は今まで一度も死んだ事が無い。 幼少期から振り返って、このクレイジーかつファンタスティックな生き方のせいで、どう控えめに勘定したって、少なくとも四度は死にかけている。 平た…

再見の話【後編】

【この記事は約11分で読めます・約4300字】 このマンションに住む留学生達は皆私と仲良くしてくれたのだが、その中でも特別仲が良かったのが件の王(おう)さんに加え、燕(エン)ちゃんという女の子であった。 燕ちゃんは中国北部の出身で、物凄く真面目な女の…

再見の話【前編】

【この記事は約10分で読めます・約4000字】 『再見』と書いて『ツァイツェン』と読む。 中国語で、さようならという意味である。 字面・音の響き・漢字の意味、どれをとっても極めて美しい言葉であり、この言葉一つだけで十分に中国人の叡智を感じる。 流石…

美味しくなって新登場の話

【この記事は約7分で読めます・約3100字】 皆さん、明けましておめでとうございます。 平成という時代が終わりを告げ、昨日から令和と言う時代が始まった。 この度の改元で今年は正月が二回来た感があり、何となくお得な感じがする。 日本中がめでたい感じで…

使命の話

【この記事は約10分で読めます・約4200字】我が家には、おもち君というシーズー犬がいる。 このヘンテコりんな名の愛犬は、今からちょうど三年前に我が家にやって来てくれた。 五年前の年末に、義母と妻が溺愛していた先代の愛犬アイスちゃんが亡くなってし…

ナビの話

【この記事は約7分で読めます・約2900字】私はお地蔵様に似ている。 但し、本物の石のお地蔵様ではなく、観光地などでよく見かけるキャラクター化されたお地蔵様である。 デザインによって多少の違いはあるが、だいたいはニコニコ笑っていて顔が丸い。 キー…

地主の話

【この記事は約12分で読めます・約4900字】痔主になった。 私の友人は子供の頃からのたゆまぬ努力の末、30代にしてしこたま不動産を取得し大地主になったが、私は子供の頃からたゆみっぱなしであったので大痔主になった。事の顛末はこうである。 私はよく働…

ここに至った話

【この記事は約6分で読めます・約2700字】私は、メーカーさんの商品を販売代行したり、カタログギフトの企画・販売をする会社を経営しているのだが、過日、神戸にある某メーカーの担当者さんより、とある依頼があった。 そのメーカーさんの中堅・若手社員に…