ここで会ったが木曜日

木曜日は『木曜日の話』月曜日は『月曜日の辞書』

森猛 伊亮

森猛 伊亮
中学校卒業後、不動産屋や大工、果ては証券屋やボーイなど様々な経験をつみながら、デンジャラスかつクレイジーな生活を経て、2013年より独立。

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木曜日の話

天城や津軽やお七やらが繰り返される理由の話

【この記事は約6分で読めます】 若者達よ。 そこに座れ。 なぜ今年もさゆりが上野発の夜行列車に乗るか教えてやる。 過日、若手社員との酒の席で、先だって出演者が発表された今年の紅白歌合戦の話題が出たのだが、その話の中で彼は中々バイオレンスな主張を…

病院行けの話

【この記事は約5分で読めます】 過日、家内が歯が痛いと言い始めた。 私は幼少期より、何故だかよく分からんが虫歯にならぬ特殊体質なので、どれくらい痛いのかは検討もつかんがともかく歯が痛いらしかった。 私は、歯医者へ行けと言った。 痛さの加減は分か…

受信料徴収大作戦の話

この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは全く関係ないので、当サイトをぶっ壊したりしないでね。 てへぺろ。 【この記事は約7分で読めます】 ここは地球から遠く離れた惑星のジャピーンという国。 この国には…

ケンタウロスの話(再アップ)

【この記事は約7分で読めます】 私は一見、八方美人の様に見えるが、実のところは六方美人二方ブスくらいである。 要するに人の好き嫌いが激しく、嫌いなヤツとは徹底的に距離を取るので、嫌いな二方からはブスに見えると思う。 しかしこれは人に対してであ…

スポーツのテレビ中継コンテンツ、野球が最強説の話

【この記事は約6分で読めます】 この秋、十九年振りの顔合わせとなった巨人VSソフトバンクのプロ野球日本シリーズに日本中が揺れた。 というのは真っ赤な嘘で、なんかみんなラグビー観てたな。 揺れたのは、四連敗を食らったパキパキの巨人ファンである私…

さよならスコット・マシソンの話

【この記事は約6分で読めます】 あなたを初めてテレビで見た日の事を、私は今も鮮明に覚えている。 大切な人との出会いの瞬間というものは、不思議と記憶に残っているものである。 2011年12月。 私は人生のドン底にいた。 何をやっても上手くいかず動…

ダチョウの話

【この記事は約8分で読めます】 男には人生においてやらなければいけない事が二つある。 と、先程急に思いついた。 一つは愛する人を全力で守る事であり、もう一つはちくわでおでんダシを吸う事である、と。 私はあいにく家内に守られる側の人なので前者は出…

0点の話

【この記事は約5分で読めます】 過日、美しき子持ち女性と良い仲である友人と食事に行った時、中々ショッキングな事実が発覚した。 どうやら私は算数が出来ない。 決して、数学ではない。 算数である。 結構ビビった。 何がビビったって、私は現在三十四歳の…

読者と私と日食の話

【この記事は約6分で読めます】 過日、北海道へ出張に向かう飛行機の機中で、私はボロボロと止めどない涙を流し、ズルズルと止めどない鼻水を垂らしていた。 別にブタクサの花粉にやられていた訳ではない。 その時読んでいた小説に登場する子供があまりにも…

うさぎとカメの話

【この記事は約5分で読めます】 遡る事三十年ほど前、今でこそボーリング玉の様な腹をしている私であるが、当時は玉の様にかわゆい幼児であった。 その後のクレイジーな人生を思うと誠に意外な事実であるが、私にもそういう時期が確かにあった。 で、当時平…

月曜日の倒し方の話

【この記事は約8分で読めます】月曜日の倒し方、、、そんなもんは無い!あいつは化け物やから戦うな!休め!以上。と、一旦は当記事を締めようと思ったのだが、よく考えるとそういう訳にもいくまい。そう。月曜日とは、ただの曜日ではない。ここ日本では、サ…

理解しないと損する話

【この記事は約6分で読めます】 なんと、、、 アルプス一万尺は、子ヤギの上では踊らないらしい。 全然知らなかった。三十年位知らなかった。 実は、アルプス一万尺は小槍(こやり)の上で踊るらしい。 びっくりポンである。四年ぶり位にびっくりポンという単…

酢豚は念仏の話

【この記事は約7分で読めます】 私は現在三十三歳。 プリプリの若さはほとんど無くなってきており、かといって大人の色気というヤツはまだまだ出てくる気配すらない。 なんとも中途半端なお年頃であるが、そのくせ近頃では枕からおじさんの匂いがする。 ちょ…

勘違いの話

【この記事は約5分で読めます】 過日、私は九州某県に出張中であった。 午前中の仕事を終えたので、さぁ昼飯にするかと思ったのだが、この日の仕事場から徒歩で行ける飲食店は、某ファミレス店一件だけであった。 ちょうどお昼時であり、ファミレスは三組の…

再びナビの話

【この記事は約6分で読めます】 再びと言うからには『ナビの話』という稿があった訳で、この時は迷子のロシア人救出の話であった。(ご興味のある方は当サイト内2019年3月14日付『ナビの話』をご参照の程) ナビの話に記した通り、私は何故か普通ではないペー…

ヤル気が出なくても動ける方法の話

【この記事は約5分で読めます】私は今、新潟にいる。本来なら今日は自宅のある広島でのんびりと休日を満喫していたはずなのが、先の台風の影響で鉄道が混乱しそうなので、夏季休暇を早めに切り上げて出張先の新潟へやって来た。昨年の冬に新潟へ訪れた時は、…

ゆとりの話

【この記事は約6分で読めます】 本日八月十五日は終戦記念日である。 七十四年前の今日、日本は世界を敵に回した愚かな戦をし、敗戦した。 というのは、戦後四十年後に産まれた私が手前勝手に抱く思いである。 当時戦ったほとんどの日本人は、自分達の戦いが…

神回の話

【この記事は約7分で読めます】 当サイト、『ここで会ったが木曜日』は、今年の二月より、〇〇の話、あるいは〇〇な話などと銘打って、よく分からんエッセイやコラムを毎週木曜日に更新してきた。 筆者である私は川端康成ではないので、何を書くのか天からヒ…

華麗なる挑戦の話

【この記事は約4分で読めます】 出張先のホテルで、さぁそろそろ寝るかとテレビを消そうとした瞬間、NHKからとんでもなくファンタスティックなビッグニュースが飛び込んで来た。 『カレーハウスCoCo壱番屋がインドへ進出』 もうね。 なんやろう。 凄ぇよ…

球数制限の話

【この記事は約7分で読めます】 ちょっとひいている。 いや、結構ひいている。 今年の巨人が強すぎてひいている。 パッキパキの巨人ファンである私にとって、贔屓の球団が強いという事は、もちろん大変喜ばしい事であるのだが、ちと強すぎる。 去年までの三…

サイレントスルーの話

【この記事は約7分で読めます】 よく分からないコラムやエッセイを書いたり変な辞書を作成しているのは、世を忍ぶ仮の姿であり、私の本職は販売業である。 初めて物を販売したのは十六歳の時で、取り扱った物は、とある住宅メーカーが建てた建売住宅であった…

フロリダの話

【この記事は約5分で読めます】 さて、時の流れは速いもので2019年も半分以上が過ぎ去った。 あんまりにも速すぎて、このままだとすぐにおじいちゃんになりそうだ。 現在の私はおじいちゃんでは無いが、三十三歳というお兄ちゃんとおじさんの狭間に揺れ…

驚愕の話

【この記事は約6分で読めます】 誠に意外な事実ではあるが、私は今まで一度も死んだ事が無い。 幼少期から振り返って、このクレイジーかつファンタスティックな生き方のせいで、どう控えめに勘定したって、少なくとも四度は死にかけている。 平たく言えば自…

思い出補正の話

【この記事は約5分で読めます】 令和という時代が始まって一ヵ月ちょっと過ぎた。 随分と前の事の様に感じるが、よく考えるとつい先月の話である。 始まる前後のなんだかよく分からないお祭り騒ぎはすっかり終息して、新元号も違和感なく使用されており、勢…

良いものが売れない理由の話

【この記事は約6分で読めます】 浮かれている。 物凄ぇ浮かれている。 青い空を青いと感じ、美しい花を美しいと感じながら、気づけば小躍りをしており、愛犬おもち君にいぶかしげな目で見られる程浮かれている。 『日本で浮かれている人週間ランキング』なる…

非日常のススメの話

【この記事は約6分で読めます】 ホテルの机の上にくまモンがいるので、おそらくここは熊本だろう。 確か私は4日前まで北海道で仕事をしていたはずである。 その後、3日間栃木で仕事をした後自宅のある広島に戻り、翌朝にはくまモンの元へ向かった。 本日よ…

再見の話【後編】

【この記事は約7分で読めます】 このマンションに住む留学生達は皆私と仲良くしてくれたのだが、その中でも特別仲が良かったのが件の王(おう)さんに加え、燕(エン)ちゃんという女の子であった。 燕ちゃんは中国北部の出身で、物凄く真面目な女の子であった。…

再見の話【前編】

【この記事は約6分で読めます】 『再見』と書いて『ツァイツェン』と読む。 中国語で、さようならという意味である。 字面・音の響き・漢字の意味、どれをとっても極めて美しい言葉であり、この言葉一つだけで十分に中国人の叡智を感じる。 流石、四千年の歴…

怪我の功名の話

【この記事は約6分で読めます】 三日前に『怪我の功名の話』と題し、この原稿を書き始めようとした。 しかし、一行も書かぬままその二時間後には『雨降って地固まる話』と改題し、更に三時間後には『親知らずの話』となっていた。 それからも一文字たりとも…

紙飛行機の話

【この記事は約5分で読めます】 怒涛の十連休が終わった。 この十連休の間、私は全国各地のショッピングモールなどで販売の仕事をしていたのだが、どこもかしこも物凄い人出であった。 今年に関して言うと、どこの店でも『平成さよならセール』や『令和こん…