ここで会ったが木曜日

木曜日は『木曜日の話』月曜日は『月曜日の辞書』

森猛 伊亮

森猛 伊亮
中学校卒業後、不動産屋や大工、果ては証券屋やボーイなど様々な経験をつみながら、デンジャラスかつクレイジーな生活を経て、2013年より独立。

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木曜日の話

天使か悪魔かの話

何なんお前。 あれか、人類滅亡させるつもりか? 俺、今暇やん? いや、物凄ぇ暇やん。 でも正確に言うと、明日からの出張の用意とか月末の領収書提出とか、そういうことぜーんぶ放棄した上で暇なんよ。 何やろう。 大人の責任って言うの? 風呂入ったりク…

ワンぱく宣言の話

俺の飼い主にぃ なる前にぃ 言っておきたいぃ 事があるぅ かなりきびしいっ 話もするがぁ 俺の本音をぉ 聴いておけぇ 寒い冬もぉ 暑い夏もぉ 散歩に行くぞぉ サボるんじゃないぃ うんち袋は持てっ いつもきれいにしろぉ 近所迷惑にぃ なってしまうからぁ 忘…

バレンタインにおはぎブーム起こそうぜの話

我々和菓子党は完璧に迫害されている。 もうあれ。 俺達は隠れキリシタンや広島の巨人ファンくらい迫害されている。 いつからこうなった。 いつからこの国は、タピタピ、タピタピ言うようになった。 きみらあれか。 タピりんか? タピりんって何? 俺も知ら…

変な子も二十歳過ぎれば只の人の話

十で神童 十五で才子 二十歳過ぎれば只の人。 昔の人は、上手いこと言う。 天才と呼ばれる子であっても、大人となるにつれ凡庸になるさまは、我々の身近でも良く見かける。 天才少女がそのまま成長し、オリンピックという途方もない舞台でメダルを獲得した卓…

もう一つの本能寺の変の話−大河ドラマ『麒麟がくる』放送開始特別企画

今週の『ここで会ったが木曜日』は、NHK大河ドラマ〝麒麟がくる〟放送開始特別企画という名の、ちゃっかり便乗企画として『もう一つの本能寺の変の話』をお送りする。 この物語は、いわゆる〝本能寺の変にまつわる三大ミステリー〟と呼ばれるものがなぜ起…

ぼくのかんがえたさいきょうの働き方改革の話

さて、昨年度に施行されたいわゆる〝働き方改革関連法〟であるが、私の至極個人的な感覚でいうと、今のところ賛否両論な感じである。 というか、賛否否否両論くらいである。 私の友人の中には働き方改革の旗の下、ガッツリと残業を減らされた影響を蒙り、手…

ショーガツ怖いの話

何これ。 超怖いんですけど。 ちょー怖いんですけどぉ。 12月28日には確か77.1キロであった体重が、1月2日には80.3キロへと増量していた。 あのままのペースで増えていけば、今年の年末には262キロになっている計算である。 ちょー怖いんです…

謹賀新年の話

いやぁめでたい。 なんてったって正月である。 近年少しずつおじさんになり、ちょっとハゲてきたり腹が出てきたりしているが、とにかくめでたい。 だって正月である。 なんとなく今年は何でも出来そうな気がする。 去年までは何も出来なかったが、今年は何で…

みんながちょっと生きにくい世の中は、実はとても良い世の中なんじゃねーかの話

テメェが読みたいものを書くという極めてエゴイスティックなコンセプトの元、よく分からないコラムやエッセイをかれこれ十ヵ月に渡り書き続けてきた。 先ほど過去の記事を一通り読んでみたのだが、物凄ぇビビった。 ただ事ではない面白さである。 まぁテメェ…

早く洗ってこいの話

善と悪。 この相反する概念はいったい何を持って定義付けられるのであろうか。 そもそも、善、即ち正義というものは、数を背景にした多数派の倫理であり、絶対的、或いは普遍的な基準とは成り得ない。 一方から見れば悪となる事象であっても、別の一方から見…

時の流れが早く感じるパワーワードの話

さて、時の流れとは速いもので2019年も残すところあと僅かである。 振り返れば今年も様々な事があった。 ピエールが捕まって、田口くんが捕まって、エリカ様も捕まったし、マーシーもまた捕まった。 なんか捕まってばかりである。 そういや、スノーボー…

天城や津軽やお七やらが繰り返される理由の話

若者達よ。 そこに座れ。 なぜ今年もさゆりが上野発の夜行列車に乗るか教えてやる。 過日、若手社員との酒の席で、先だって出演者が発表された今年の紅白歌合戦の話題が出たのだが、その話の中で彼は中々バイオレンスな主張をし始めた。 『ヒット曲の出てな…

病院行けの話

過日、家内が歯が痛いと言い始めた。 私は幼少期より、何故だかよく分からんが虫歯にならぬ特殊体質なので、どれくらい痛いのかは検討もつかんがともかく歯が痛いらしかった。 私は、歯医者へ行けと言った。 痛さの加減は分からんが誰だって痛いのは嫌であろ…

受信料徴収大作戦の話

この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは全く関係ないので、当サイトをぶっ壊したりしないでね。 てへぺろ。 ここは地球から遠く離れた惑星のジャピーンという国。 この国には、ジャピーン放送協会、通称JH…

スポーツのテレビ中継コンテンツ、野球が最強説の話

この秋、十九年振りの顔合わせとなった巨人VSソフトバンクのプロ野球日本シリーズに日本中が揺れた。 というのは真っ赤な嘘で、なんかみんなラグビー観てたな。 揺れたのは、四連敗を食らったパキパキの巨人ファンである私の心でだけであった。 動揺し過ぎ…

さよならスコット・マシソンの話

あなたを初めてテレビで見た日の事を、私は今も鮮明に覚えている。 大切な人との出会いの瞬間というものは、不思議と記憶に残っているものである。 2011年12月。 私は人生のドン底にいた。 何をやっても上手くいかず動けば動くほどに借金が増えていき…

ダチョウの話

男には人生においてやらなければいけない事が二つある。 と、先程急に思いついた。 一つは愛する人を全力で守る事であり、もう一つはちくわでおでんダシを吸う事である、と。 私はあいにく家内に守られる側の人なので前者は出来ていないが、後者は先ほどやっ…

0点の話

過日、美しき子持ち女性と良い仲である友人と食事に行った時、中々ショッキングな事実が発覚した。 どうやら私は算数が出来ない。 決して、数学ではない。 算数である。 結構ビビった。 何がビビったって、私は現在三十四歳のちょっとしたおじさんである。 …

読者と私と日食の話

過日、北海道へ出張に向かう飛行機の機中で、私はボロボロと止めどない涙を流し、ズルズルと止めどない鼻水を垂らしていた。 別にブタクサの花粉にやられていた訳ではない。 その時読んでいた小説に登場する子供があまりにも不憫で、私は顔がグチャグチャに…

うさぎとカメの話

遡る事三十年ほど前、今でこそボーリング玉の様な腹をしている私であるが、当時は玉の様にかわゆい幼児であった。 その後のクレイジーな人生を思うと誠に意外な事実であるが、私にもそういう時期が確かにあった。 で、当時平仮名を読む事を覚えた伊亮少年は…

月曜日の倒し方の話

月曜日の倒し方、、、そんなもんは無い!あいつは化け物やから戦うな!休め!以上。と、一旦は当記事を締めようと思ったのだが、よく考えるとそういう訳にもいくまい。そう。月曜日とは、ただの曜日ではない。ここ日本では、サザエさん症候群なる病を引き起…

理解しないと損する話

なんと、、、 アルプス一万尺は、子ヤギの上では踊らないらしい。 全然知らなかった。三十年位知らなかった。 実は、アルプス一万尺は小槍(こやり)の上で踊るらしい。 びっくりポンである。四年ぶり位にびっくりポンという単語が出る位、びっくりした。 しか…

酢豚は念仏の話

私は現在三十三歳。 プリプリの若さはほとんど無くなってきており、かといって大人の色気というヤツはまだまだ出てくる気配すらない。 なんとも中途半端なお年頃であるが、そのくせ近頃では枕からおじさんの匂いがする。 ちょっと泣きそうである。 さて、そ…

勘違いの話

過日、私は九州某県に出張中であった。 午前中の仕事を終えたので、さぁ昼飯にするかと思ったのだが、この日の仕事場から徒歩で行ける飲食店は、某ファミレス店一件だけであった。 ちょうどお昼時であり、ファミレスは三組の順番待ちであった。 私は店員に『…

再びナビの話

再びと言うからには『ナビの話』という稿があった訳で、この時は迷子のロシア人救出の話であった。(ご興味のある方は当サイト内2019年3月14日付『ナビの話』をご参照の程) ナビの話に記した通り、私は何故か普通ではないペースで道を聞かれたりするので、外…

ヤル気が出なくても動ける方法の話

私は今、新潟にいる。本来なら今日は自宅のある広島でのんびりと休日を満喫していたはずなのが、先の台風の影響で鉄道が混乱しそうなので、夏季休暇を早めに切り上げて出張先の新潟へやって来た。昨年の冬に新潟へ訪れた時は、しんしんと雪が降り積もり、辺…

ゆとりの話

本日八月十五日は終戦記念日である。 七十四年前の今日、日本は世界を敵に回した愚かな戦をし、敗戦した。 というのは、戦後四十年後に産まれた私が手前勝手に抱く思いである。 当時戦ったほとんどの日本人は、自分達の戦いがまさか愚かなアジア侵略だとは思…

神回の話

当サイト、『ここで会ったが木曜日』は、今年の二月より、〇〇の話、あるいは〇〇な話などと銘打って、よく分からんエッセイやコラムを毎週木曜日に更新してきた。筆者である私は川端康成ではないので、何を書くのか天からヒラヒラと舞い降りる事は絶対に無…

ケンタウロスの話

私は一見、八方美人の様に見えるが、実のところは六方美人二方ブスくらいである。 要するに人の好き嫌いが激しく、嫌いなヤツとは徹底的に距離を取るので、嫌いな二方からはブスに見えると思う。 しかしこれは人に対してであり、一般的に指す『好き嫌い』、…

華麗なる挑戦の話

出張先のホテルで、さぁそろそろ寝るかとテレビを消そうとした瞬間、NHKからとんでもなくファンタスティックなビッグニュースが飛び込んで来た。 『カレーハウスCoCo壱番屋がインドへ進出』 もうね。 なんやろう。 凄ぇよ! 凄ぇワクワクするわ! ワクワ…