ここで会ったが木曜日

木曜日は『木曜日の話』月曜日は『月曜日の辞書』

森猛 伊亮

森猛 伊亮
中学校卒業後、不動産屋や大工、果ては証券屋やボーイなど様々な経験をつみながら、デンジャラスかつクレイジーな生活を経て、2013年より独立。

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月辞書37/一寸先は光

□一寸先は光□意味人生において、どれだけノリノリな時であっても「ヤッベ!笑」となってから「ヤベーな。真顔」となり、「もはやこれまで。」あるいは「もうあかん…。」の状態に陥るのは一瞬である。そして、そこから『落ちる所まで落ちたから後は上がるだけ…

『ぬ』の話

亜伊宇絵尾 可木句毛子 佐市酢背祖 田地津手戸 奈煮ぬ…。 ぬ…。 ヌ? どうしたんお前。 仲間外れにされてるんか? もしかしてイジメられて…は、ないか。 『ぬ』よ。 つらいか? そうよな。 誰だって孤独はつらい。 一応〝怒〟とか〝奴〟とかあるっちゃある…

月辞書36/鉄を熱いうちに打つなら正確に

□鉄を熱いうちに打つなら正確に□意味出来たての熱く柔らかい鉄は、打ち方次第でいかようにも変化する。ゆえに、打ち手は慎重かつ大胆に、正確に打たなければならない。加減を間違えて打ち過ぎたりすると、ちぎれてしまって取り返しのつかない事もある。若者…

コロナウィルスに感染してないのにコロナにやられている話

確かちょっと前まで〝武漢肺炎〟とかいう、おどろおどろしい名前であったはずである。 それがいつの間にやら新型コロナ、略して〝新コロ〟なんぞと、チャーミングな名前にトランスフォームしていた。 新コロ。 新型のコロ助みたいである。 ところがどっこい…

月辞書35/井の中の蛙大海を知りて井の中に住まう

□井の中の蛙大海を知りて井の中に住まう□意味賢明なカエルは海の事を知ったとて、自分は海水では生きていけない事や井戸の外には天敵がひしめいている事を理解でき、やたらめったらと井戸の外には出て行かないということ。転じて、思いつきや勢いだけでの転…

ネイティブスピーカーになった気分になれる裏技の話

びっくりした。私は今、めちゃくちゃびっくりしている。一年以上に渡り、毎週木曜日によくわからないコラムやエッセイを記してきた当サイトであるが、私は常に記事のストックを持つか、どれだけ遅くとも月曜日までには記事の大枠を仕上げる。にも関わらず、…

月辞書34/朱に交われば何か変な色

□朱に交われば何か変な色 □意味 目の覚めるような美しく鮮やかな青であっても、朱色と混ぜると何か変な色になる。 人の良いところをマネするのはとても大切なことではあるが、憧れなどからくる過度なマネは、自分の良いところも消してしまって迷走する。 自…

天使か悪魔かの話

何なんお前。 あれか、人類滅亡させるつもりか? 俺、今暇やん? いや、物凄ぇ暇やん。 でも正確に言うと、明日からの出張の用意とか月末の領収書提出とか、そういうことぜーんぶ放棄した上で暇なんよ。 何やろう。 大人の責任って言うの? 風呂入ったりク…

月辞書33/濡れ手に粟は二度手間

□濡れ手に粟は二度手間 □意味 濡れた手で粟を触ると確かに沢山手に付くが、全ての粟を使う為に手から取る作業が必要になる。 超めんどくさい。 あれこれ策を弄して手を抜いたりすると、後からグダグダになる事が多いので正々堂々正面突破しようぜ、というこ…

ワンぱく宣言の話

俺の飼い主にぃ なる前にぃ 言っておきたいぃ 事があるぅ かなりきびしいっ 話もするがぁ 俺の本音をぉ 聴いておけぇ 寒い冬もぉ 暑い夏もぉ 散歩に行くぞぉ サボるんじゃないぃ うんち袋は持てっ いつもきれいにしろぉ 近所迷惑にぃ なってしまうからぁ 忘…

月辞書32/弘法こそ筆を選ぶ

□弘法こそ筆を選ぶ□意味出来る人であればあるほど、道具にはこだわりを持つということ。旧式のシステムで効率良く仕事しろとか言われても無茶である。つまり、いつまでWindows7使わすねんという事である。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▪️元の言…

バレンタインにおはぎブーム起こそうぜの話

我々和菓子党は完璧に迫害されている。 もうあれ。 俺達は隠れキリシタンや広島の巨人ファンくらい迫害されている。 いつからこうなった。 いつからこの国は、タピタピ、タピタピ言うようになった。 きみらあれか。 タピりんか? タピりんって何? 俺も知ら…

月辞書31/目には丹波屋のおはぎを、歯には無視を

□目には丹波屋のおはぎを、歯には無視を□意味何か意地悪をされても仕返しせずにむしろ良いことを返してあげるぐらいの方がカッコ良いぜということ。しかし、あんまりにも酷いことされたら仕返しするのも面倒くさいので、無視しようぜということ。ーーーーー…

変な子も二十歳過ぎれば只の人の話

十で神童 十五で才子 二十歳過ぎれば只の人。 昔の人は、上手いこと言う。 天才と呼ばれる子であっても、大人となるにつれ凡庸になるさまは、我々の身近でも良く見かける。 天才少女がそのまま成長し、オリンピックという途方もない舞台でメダルを獲得した卓…

月辞書30/猿は木から落ちても大丈夫

□猿は木から落ちても大丈夫□意味猿のように身軽なものは、たとえ木から落ちてしまったとて大事には至らない。若くてまだ背負うものが余り無く身軽な時分は、失敗しても大事には至らんのでガンガンいこうぜということ。とは言え、限度はあるからな。ーーーー…